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2010/3/26

企業情報 - 自動車メーカー

BMW、米パトカー専用車にエンジンを供給

この記事の要約

独高級車メーカーのBMWは22日、米国のパトカー専用車メーカーのカーボン・モーターズにディーゼルエンジンを24万基以上供給すると発表した。2012年からカーボン・モーターズが同国の警察に供給する予定のモデル「E7」に搭載 […]

独高級車メーカーのBMWは22日、米国のパトカー専用車メーカーのカーボン・モーターズにディーゼルエンジンを24万基以上供給すると発表した。2012年からカーボン・モーターズが同国の警察に供給する予定のモデル「E7」に搭載される。BMWはE7に、6気筒エンジンのほか、冷却・排ガスシステムも供給する。受注金額などは公表していない。

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カーボン・モーターズは2003年の設立で、パトカーの開発・生産を事業とする。既存モデルをパトカー用に改造するのではなく、最初からパトカーとして開発しているのが特徴で、発売を前に米国全土の警察からすでに発注予約が入っているという。

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カーボン・モーターズの試算では、米国のパトカー約45万台のうち、年7万5,000台の買い替え需要がある。ただ、米ビッグスリーもパトカーの受注に意欲的で、フォードが米国で主流のパトカー「クラウン・ビクトリア」の後継車として「ポリス・インターセプター」を発表したほか、ゼネラルモーターズのシボレー「カプリス」、クライスラーのダッジ「チャージャー」がE7と競合すると見られている。

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BMWはコスト削減プログラム「ナンバー・ワン」の中で駆動装置の販売を強化する方針を打ち出しており、同社のイアン・ロバートソン取締役(販売担当)は同分野での事業拡大の可能性を模索していくと述べ、今後の事業展開に意欲を示している。

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