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2010/4/9

企業情報 - 自動車メーカー

トヨタのチェコ合弁、09年は5.8%増収

この記事の要約

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)が3月24日発表した2009年通期決算は、売上高が518億2,000万コルナとなり、前年から5.8%増加 […]

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンのチェコ合弁会社、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)が3月24日発表した2009年通期決算は、売上高が518億2,000万コルナとなり、前年から5.8%増加した。純利益は前年からほぼ横ばいの14億4,000万コルナだった。

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TPCAはトヨタ「アイゴ」、プジョー「107」、シトロエン「C1」の小型3車種を生産している。09年の生産は33万2,489台で、前年から2.5%増加した。このうちフランス、イタリア、ドイツ、英国、オランダへの輸出が88%を占めた。立原社長は、欧州市場における小型車需要の拡大と、ドイツやフランスなどで導入された新車買い換え奨励制度が追い風となり、生産が増加したと説明している。

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トヨタとPSAは02年3月にTPCAを設立、05年2月から生産を開始した。従業員は3,600人、09年の同社の平均賃金は3万800万コルナだった。(1CZK=4.9JPY)

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