独高級車メーカーのBMWとJSP(東京都千代田区)を中心とする研究チームがこのほど、BMW「5シリーズ」のバックシート背もたれの軽量化に成功した。3層のサンドイッチ構造により、重量を15%、生産コストを10%低減した。同シートはドイツのヴァッカースドルフで生産し、国内および中国の組み立て工場に供給する。
\同シートは軽量の発泡ポリプロピレン(EPP)を素材とする内層部を表カバーの射出成型シート材と後ろカバーのカーペット材で挟む構造となっている。
\BMWはこのバックシート背もたれを運転席にも採用。同技術は他のシリーズや部品にも応用できるとしている。
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