ハンガリーの労働監督庁はこのほど、韓国ハンコックタイヤ のハンガリー子会社に100万フォリントの罰金を科した。同国の化学・エネルギー労働組合(VDSz)がMTI通信に語ったところによると、同子会社の監査役会のメンバーである労組幹部1名がドゥナウイヴァーロシュ(Dunaujvaros)工場への立ち入りを阻止されたうえ、解任されたことが理由という。ハンコック側は当局の決定に拘束力がないと主張している。ハンコックは昨年、ドゥナウイヴァーロシュ工場の拡張工事を開始。2011年までに、タイヤ生産能力を年1,000万本以上に引き上げる計画だ。同工場は同社唯一の欧州生産拠点で、現代自動車のチェコ工場のほか、フォルクスワーゲンやアウディ、起亜、フォードなどの工場にもタイヤを納入している。(1HUF=0.38JPY)
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2010/6/11
欧州自動車短信
ハンガリー労働監督庁、ハンコックタイヤに罰金
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この記事の要約
ハンガリーの労働監督庁はこのほど、韓国ハンコックタイヤ のハンガリー子会社に100万フォリントの罰金を科した。同国の化学・エネルギー労働組合(VDSz)がMTI通信に語ったところによると、同子会社の監査役会のメンバーであ […]