欧州の自動車メーカーの間で電動スクーター事業に参入する動きが活発化している。仏プジョーは今秋から電動スクーターを量産化する計画。また、独自動車大手のダイムラーとBMWも同事業に参入する動きを示している。
\独ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は7月4日にハンブルクで催された独『ツァイト』紙主催の会議で、電動スクーターを近く発表する方針を明らかにした。メディア報道によると、10月初旬に開催されるパリ・オートサロンにスマートブランドからスクーターを出展する予定。
\一方、独BMWは都市向けの低エミッション車を開発する新部門「プロジェクトi」の一環として、電動スクーター市場に参入することを検討している。同社関係者が独自動車専門誌『auto motor und sport』に明らかにした。ルーフ付スクーター「C1」の電動バージョンを投入するもよう。BMWはこれまで培ってきたオートバイ製造のノウハウをを最大限活用できる利点がある。
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