欧州自動車工業会(ACEA)がこのほどまとめた欧州連合(EU)域内の今年1-3月期の自動車生産は437万816台となり、前年同期に比べて34.0%増加した。大幅な増加の背景には、世界的な経済危機の影響で前年同期の生産が急減していた反動があるものの、2008年同期比では16.6%減だった。
\カテゴリー別では、乗用車が395万5,190台となり、09年同期比で33.7%増加した。軽商用車も同51.3%増の34万3,628台と大幅に回復した。一方、08年同期比では乗用車が12.7%減、軽商用車は34.7%減にとどまった。
\大型トラックは落ち込みが厳しく、前年同期比では5.2%減の6万5,156台、バスも同22.0%減の6,842台に低迷した。08年同期と比べると、大型トラックは63.0%減、バスも23.5%減に落ち込んでいる。
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