独自動車販売中央連盟(ZDK)がこのほど発表した2009年のバス・トラック(以下、商用車)の整備統計によると、事故につながりかねない整備不良が見つかった商用車は全体の45%となり、前年(08年)から1ポイント減少したものの、引き続き高い水準にある。
\ZDKに加盟する3,500の指定工場が2009年に安全検査(SP)を実施した45万台の商用車のうち、安全にかかわる不具合が見つかったのは20万台、車両1台当たりの不具合は1.43件だった。
\不具合で最も多かったのはブレーキ系統(42.4%)、続いてシャシー/フレーム(32.1%)、タイヤ/車輪(9.2%)など。
\整備不良が見つかった20万台のうち17万9,000台は、車検整備で修理されたという。
\SPは車検とともに商用車に義務付けられている検査で、シャシー、ステアリング、タイヤ、排ガス装置、ブレーキ、扉閉鎖力などの項目をチェックすることになっている。
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