伊自動車用電子部品メーカーのMTAグループは、同社の次世代車載インフォテイメントシステムにカナダのソフトウエア大手、QNXソフトウエアシステムズが開発した基本ソフト(OS)を採用すると発表した。新たに採用するのは「QNX Neutrinoリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)」で、MTAは2011年にも同OSを組み込んだ高級車向けの新製品を市場投入する計画だ。QNXが16日、明らかにした。
\QNXは車載インフォテイメント・テレマティクス向けOSやミドルウエア開発の世界的大手で、デジタル計器クラスター、ハンズフリーシステム、マルチメディアヘッドユニット、コネクティビティモジュール、3Dナビゲーションシステム、後部座席用エンターテイメントなど向けに2,000万本以上のソフトウエアライセンス販売した実績を持つ。自動車関連の取引先にはアウディ、BMW、フェラーリ、フィアット、現代自、ゼネラルモーターズ、ポルシェ、サーブなどが名を連ねている。
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