独自動車大手のダイムラーは電気モーターの開発・生産で部品メーカーとの提携を検討している。将来は提携先と生産する電気モーターを外販することで生産規模を拡大し、生産コストを引き下げる方針だ。同社のトーマス・ウェーバー取締役(研究開発担当)が独『オートモビルボッヘ』紙とのインタビューの中で明らかにした。
\同取締役は提携先について、「電気・電子分野のノウハウを持つ企業が望ましい」としており、同紙ではボッシュやコンティネンタル、シーメンスなど大手企業が候補になると予想している。
\なお、ダイムラーは今秋から、ベルリンのマリーエンフェルデ工場でハイブリッド車用電気モーターの生産を開始した。同モーターは、自動変速機の一部として組み込むタイプで、2012年からメルセデス・ベンツのモデルに採用する計画。
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