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2010/12/27

企業情報 - 部品メーカー

コルベンシュミット、倒産した部品メーカー買収

この記事の要約

軍需大手・ラインメタル傘下の自動車部品メーカーであるコルベンシュミット・ピーアブルクは16日、8月に倒産した自動車部品メーカー、ブルカート・ファールツォイクタイレ(以下:ブルカート)を15日付で買収したと発表した。ブルカ […]

軍需大手・ラインメタル傘下の自動車部品メーカーであるコルベンシュミット・ピーアブルクは16日、8月に倒産した自動車部品メーカー、ブルカート・ファールツォイクタイレ(以下:ブルカート)を15日付で買収したと発表した。ブルカートは商用車向けの機関部品(クランクシャフトやシリンダーヘッドなど)に特化しており、コルベンシュミットは同社を傘下に収めることで、スペア部品事業を強化する。カルテル当局からの認可はすでに下りているという。

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ブルカートはトラックやバス、農耕・林業機械、建設機械などのディーゼルエンジンの交換部品を生産しており、ピーアブルクによるとこの業界では欧州最大手。世界120カ国以上に輸出しており、2009/10年度の売上高は3,500万ユーロだった。

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ブルカートはコルベンシュミット傘下に入るのに伴い、社名をBFジャーマニーに、企業形態も有限合資会社(GmbH Co.KG)から有限会社(GmbH)に変更する。今後も独立した企業としてこれまで通り活動していく。

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