仏自動車メーカー、プジョー独法人(プジョー・ドイチュラント)のトーマス・バオホ社長は独業界紙『アウトモビールボッヘ』とのインタビューで、販売の重点をコンパクトからミドルクラスのモデルに移す方針を明らかにした。3月に市場投入するフラッグシップモデルの「508」、今年から来年にかけて発売するクロスオーバービークル「3008」とミニバン「5008」をてこに、小型車メーカーとしてのイメージを払しょくしていく。
\独プジョーのバオホ社長によると、ドイツ市場でコンパクトクラスとミドルクラスのモデルの販売台数を昨年は26%伸ばした。
\同社はまた、これまで力を入れてこなかった商用車や法人顧客事業を強化した。バウホ社長は「プジョーには法人顧客がほとんどいなかったが、状況は一転した」と述べ、法人事業の立ち上がりに満足感を示した。
\なお、プジョーは2010年ドイツ市場で8万4,242台を販売し、2.9%のシェアを確保した。
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