伊自動車用電子部品メーカーのMTAグループとITエンジニアリングサービスのRe:Labはこのほど、自動車の計器のデータなどをスマートフォンに転送するシステム「ブルーダッシュ」を開発した。近距離無線システムのブルートゥースを介してデータを転送するもので、ブラックベリーやアイフォーンなどすべてのスマートフォン基本ソフト(OS)に対応している。
\ブルーダッシュを利用するには、まずデータを転送するためのコンポーネントを自動車に取り付け、利用するスマートフォンからウェブサイトにアクセス、登録し、システム利用に必要なソフトとユーザー登録番号(ライセンスナンバー)をダウンロードする。
\スマートフォンで見ることのできるデータはタコメーターやエンジン回転数などの計器データのほか、ガソリン消費量やCO2排出量などエコドライブ係数がある。また、車検データや修理履歴をスマートフォンに登録しておくと、次回の車検や定期点検のスケジュールを知らしてくれる機能もある。
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