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2011/2/18

企業情報 - 自動車メーカー

ルノー、2016年までの戦略発表

この記事の要約

仏自動車大手のルノーは10日、2011~16年までの6年間の事業戦略を発表した。電気自動車(EV)の生産の本格化、ラインアップの拡充、日産およびダイムラーとのプラットフォーム共通化、燃費改善などに重点を置く内容で、EVは […]

仏自動車大手のルノーは10日、2011~16年までの6年間の事業戦略を発表した。電気自動車(EV)の生産の本格化、ラインアップの拡充、日産およびダイムラーとのプラットフォーム共通化、燃費改善などに重点を置く内容で、EVは2012年までに「フリューエンス ZE」「カングー ZE」「トゥウィズィー ZE」「ゾエ ZE」の4モデルを発売し、2016年までに新たなEVモデルを市場投入する計画。

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エンジンは、1.6リットルの「Energy dCi 130 ツインターボディーゼルエンジン」と「Energy TCeガソリンエンジン」の低燃費エンジンを新たに導入する。これにより、欧州市場で販売する新車の平均CO2 排出量は現在の137グラム/kmから、2013年に120グラム/kmに低減する見通し。EVの市場投入計画が一段落する2016年にはさらに100グラム/kmに低減すると見込んでいる。

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ルノー・グループの販売モデル数は、2010年の40モデルから、2013年に44モデル、2016年には48モデルに増える見通しだ。

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