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2011/3/4

一般・技術・その他 (旧)

独エダック、ソフトトップとハードトップを融合

この記事の要約

独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)は3月のジュネーブモーターショーに、クーペカブリオレのルーフに布製の幌を使用したコンセプトカーを出展している。クーペカブリオレで多く採用されているリトラクタブル・ハードトップ方 […]

独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)は3月のジュネーブモーターショーに、クーペカブリオレのルーフに布製の幌を使用したコンセプトカーを出展している。クーペカブリオレで多く採用されているリトラクタブル・ハードトップ方式はルーフに継ぎ目が出るという難点があるが、ソフトトップで解決した。

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リトラクタブル・ハードトップは、格納時にルーフが3体に分かれ、折り重なるようにしてトランクルームに納まる仕組み。ソフトトップのカブリオレに比べ◇遮蔽性が高い◇車内の騒音が低い◇空調効果が高い――などの利点がある一方、◇ルーフ閉鎖時に継ぎ目が出るためデザイン的に制約が多い◇継ぎ目からの雨水やすきま風を防ぐためのパッキンやコーティング処理が必要などの難点がある。ルーフを布にして継ぎ目をなくすことでデザインの自由度を高めるだけでなく、パッキンが不要になるため車重を軽くできる。エダックによると、従来のリトラクタブル・ハードトップに比べ最大10%の軽量化が可能という。

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