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2011/3/11

一般・技術・その他 (旧)

フォード、欧州モデルにもインフォテイメントシステム搭載

この記事の要約

米フォードのアラン・ムラリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、ハノーバーで開催された情報技術見本市(CeBit)で、小型乗用車「フォーカス」に2012年から車載インフォテイメントシステム「Sync」を搭載すると発表した。 […]

米フォードのアラン・ムラリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、ハノーバーで開催された情報技術見本市(CeBit)で、小型乗用車「フォーカス」に2012年から車載インフォテイメントシステム「Sync」を搭載すると発表した。欧州モデルに初めてSyncが搭載されることになる。

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Syncはマイクロソフトがフォード向けに開発した車載マルチメディアシステム。携帯電話やオーディオ、MP3プレーヤーなどの外部端末を無線ネットワークで結び、走行中のハンズフリー通話やデジタルメディア端末の利用を可能としている。

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同システムの目玉は多言語音声認識・入力機能だ。これは米ニュアンスコミュニケーションズと共同開発したもので、アメリカ/イギリス/オーストラリア英語、ポルトガル/ブラジルポルトガル語、フランス語/カナダフランス語など19言語・方言の約1万のコマンドを理解する。

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フォードは2007年から米市場でSyncをオプション装備している。Sync搭載車はこれまでに300万台を超えており、装備した顧客の8割が「知り合いにも勧めたい」と回答するなど人気が高い。

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