独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダでは、今年3月の販売が昨年同月の7万4,900台から8万5,000台に拡大し、3月としては過去最高の販売を記録した。同社が7日、プレスリリースで明らかにした。また、今年第1四半期の販売も前年同期比21.4%増の21万7,100台となった。特に、ロシア、インド、中国での販売が好調であった。
\同社のユルゲン・スタックマン販売・マーケティング担当取締役は、今年は販売が好調に伸びるとし、販売を支えるための物流やサプライチェーンの強化と安定に一層目配りする必要があるとの認識を示した。
\販売が大きく伸びているロシア、インド、中国はシュコダにとって重要な市場になっている。3月はロシアで前年同月比88.2%増、インド同46.3%増、中国同21.4%増の販売成長を示した。
\VWのマーティン・ヴィンターコーン社長は先月の投資家会議で、シュコダの販売台数は2018年までに少なくとも倍増するとの見通しを示している。
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