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2011/4/15

企業情報 - 部品メーカー

エーベルスペッヒャー、排ガスシステムを露工場で生産へ

この記事の要約

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは11日、ロシアのサンクトペテルブルク工場で6月から排ガス処理システムの生産を開始すると発表した。現地法人のEberspaecher Exhaust Sys […]

自動車の排気系部品や暖房システムを製造する独エーベルスペッヒャーは11日、ロシアのサンクトペテルブルク工場で6月から排ガス処理システムの生産を開始すると発表した。現地法人のEberspaecher Exhaust System Rusはすでに日産から受注を確保しており、さしあたり「エクストレイル」と「ティアナ」向けに年4万2,000ユニットの規模で生産を開始する。

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日産とは排ガス処理システムの供給モデルを今後さらに広げる方向で交渉しており、他の自動車メーカーとも受注に向けて協議を始めているという。

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エーベルスペッヒャーはロシアでは2010年6月に、現地部品メーカーのAvtoVAZagregatと合弁会社を設立。同社を通して排ガス処理システムを販売してきた。成長市場のロシアで今後さらに事業を強化するため、サンクトペテル工場に加え、さらに新たな工場を建設することを視野に入れている。

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