自動車用電子部品メーカーの独プレー(バート・ノイシュタット・アン・デア・ザーレ)が2日発表した2011年1-3月期決算の売上高は前年同期比30%増の1億340万ユーロに拡大した。自動車市場の回復が追い風となっている。2010年通期の売上高も前年比43%増の3億4,300万ユーロとなり、過去最高を記録。営業損益(EBITベース)は1,780万ユーロの黒字となり、前年の赤字から大きく改善した。
\10年末時点の世界の従業員数は2,420人で、340人の純増となった。
\北米自由貿易協定(NAFTA)圏で需要が急拡大しており、同市場の11年1-3月期売上高は前年同期に比べ60%増加した。同社はこれを受け、メキシコのモンテレイに第2工場を建設。夏にも稼働させる予定だ。新工場の広さは8,300平方メートルだが、将来の拡張も視野に入れている。
\同社は今期、2ケタ台の増収と前年を上回る利益を見込んでいる。従業員は2,655人にまで増える見通しという。
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