独メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2011年1-3月期(第1四半期)にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、映画館広告、オンライン広告)は4億9,140万ユーロとなり、前年同期比で11.3%増加した。景気回復を受けて消費者の購買意欲が大きく改善していることが追い風となった。
\メーカー別では、フォルクスワーゲンが前年同期比18.5%増の5,190万ユーロを投資し、引き続きトップを独走。2位以下にはダイムラー(3,940万ユーロ)、オペル(3,450万ユーロ)、トヨタ(3,350万ユーロ)、ルノー(3,290万ユーロ)が続いた。
\媒体別ではテレビ広告が13.8%増の1億7,200万ユーロで最も多かった。新聞広告は5%減の1億1,540ユーロ、雑誌は18.2%増の7,100万ユーロ。最も高い伸びを示したのはオンライン広告で、37%増の4,740万ユーロに拡大した。
\