独ギーセン大学(JLU)の物理化学研究所はこのほど、希少金属であるリチウムに依存しないナトリウムベースの電池を開発するため、新たな実験施設を開設すると発表した。ナトリウムベースの電池としては、ナトリウム硫黄電池がすでに実用化されているが、300度以上の高温下でないと稼働しないなどの問題がある。同研究所は室温でも使用できるナトリウムイオン電池の開発を目標としており、そのために必要となる素材の開発に注力していく。同プロジェクトは化学大手BASFの「電気化学とバッテリーに関する研究ネットワーク」の一環として実施されるもので、研究者育成の補助金とは別に、研究設備の整備費として約10万ユーロが供与される。
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2011/8/12
欧州自動車短信
独ギーセン大学物理化学研究所
この記事の要約
独ギーセン大学(JLU)の物理化学研究所はこのほど、希少金属であるリチウムに依存しないナトリウムベースの電池を開発するため、新たな実験施設を開設すると発表した。ナトリウムベースの電池としては、ナトリウム硫黄電池がすでに実 […]
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