米自動車部品大手のジョンソンコントロールズはフランクフルト国際モーターショー(IAA)に、起亜のコンパクト・マルチパーパスビーグル(MPV)「ソウル」をベースにしたコンセプトカー「ie:3」を出展し、新たな内装部品などを展示する。
\シートは薄く軽量なデザインとし、車内スペースを広くする効果を出している。助手席と後部座席は、腰掛け部分を映画館の椅子のように上に折り畳むことができ、より広いスペースを確保できる。また、後部座席の背もたれを前に倒すと、トランクルームの容量は2,200リットルに拡大する。
\また、従来はA、B、Cピラーに配置されていたスピーカーを天井に配置したことで、ドアパネルのデザイン自由度が高まり、収納スペースを広くとれるようになった。
\同モデルには、フロントガラスに走行情報などを映し出すヘッドアップディスプレーや、インスツルメントパネルの中央に配置されたタッチスクリーン、センターコンソールに設けられたインフォテイメントシステムを操作するためのマルチリモートコントローラーなども装備している。
\「ie:3」は電気自動車で、ジョンソンコントロールズは同モデルに搭載したリチウムイオン電池(23.7kWh、航続距離:150km)を2013年から量産する予定だ。
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