米自動車部品大手のジョンソンコントロールズと仏バッテリー大手のサフトはこのほど、2006年に設立した合弁会社ジョンソンコントロールズ・サフトを解消することで合意した。同合弁会社は、自動車向けリチウムイオン電池の開発・生産・販売を事業としていた。合弁解消の理由については、将来方針で合意できなかったと説明している。解消手続きは監督当局の認可を得て、早ければ9月末にも完了する見通し。
\ジョンソンコントロールズは1億4,500万ドルを支払い、サフトが保有する合弁会社の持分や、リチウムイオン電池に関するサフトの一部技術を全ての市場で使用できる権利を取得する。また、フランスのネルサ工場は2012年末にサフトの所有となるが、その他の工場はジョンソンコントロールズが引き継ぐことでも合意した。
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