独電機大手のシーメンス は9月6日から、ベルリンで電気自動車の社用車を使った実用試験を開始した。オペル「アギラ」を改造した電気自動車12台を投入し、同社の従業員100人以上がベルリン市内の移動などに使用する。期間は1年で、バッテリーや充電スタンドの利用状況などを調査・分析する。試験車両には車載コンピューターが搭載されており、バッテリーの残量や航続距離、車両の予約状況などが表示される。また、中央センターで走行ルートを把握しており、衛星ナビにより最寄りの充電スタンドまでのルートを示すこともできる。駐車や充電の料金は自動的に決済される仕組みという。
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