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2011/9/16

総合 – 自動車産業ニュース

「純国産車でシェア2割目指す」=トルコ産業貿易相

この記事の要約

トルコのエルグン産業貿易相は7日、自動車の純国産ブランドを立ち上げ、国内自動車市場で2割のシェア獲得を目指す方針を明らかにした。\ 同産業貿易相は、自動車の国内販売規模が今年の60万台から近い将来に100万台に拡大すると […]

トルコのエルグン産業貿易相は7日、自動車の純国産ブランドを立ち上げ、国内自動車市場で2割のシェア獲得を目指す方針を明らかにした。

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同産業貿易相は、自動車の国内販売規模が今年の60万台から近い将来に100万台に拡大するとの見通しを示したうえで、「新しいトルコブランド車は20%のシェアを確保できるだろう」と述べ、すでに複数の実業家が純国産車プロジェクトに関心を表明していることを明らかにした。トルコ自動車工業会(OSD)は、月内に政府に純国産ブランド立ち上げに関する報告書を提出する予定だ。

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トルコの自動車生産はすべて、外資との合弁あるいは外国ブランドのOEMとなっており、フォード、現代、トヨタ、ルノー、フィアットなどが進出している。2010年の自動車生産台数は前年比26%増の110万台だった。なお、フィアットのトルコ合弁会社トファスのパンディル最高経営責任者(CEO)は、「純国産ブランドへの投資が正当化されるには、40万~50万台を販売することが条件となる」とコメントしている。

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