スウェーデンの商用車大手ボルボ・トラックスが、イラクのトラック市場開拓に乗り出した。同社はこのほど、イラクのZam Zam Spring General Trading(ZZSGT)と輸入代理店契約を締結。また、イラク運輸省向けにトラック1,000台を納入することで基本合意書(LOI)を交わしたことを明らかにした。
\ZZSGTはバグダッドに本社を構え、エルビル、ドフク、バルサに販売と修理サービス拠点を持っている。ボルボ・トラックス・イラクのStefan Soenchenジェネラルマネジャーは、「ボルボブランドはイラクでも浸透しており、再び市場に参入できることを喜ばしく思っている」と述べるとともに、イラクに組み立て工場を立ち上げる方向で、ZZSGTと検討を進めていることを明らかにした。
\ボルボ・トラックスによると、イラクは中東で最も成長が見込まれる国の一つで、大型トラック市場も力強い成長が期待できるという。
\