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2011/9/30

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シュコダ、シティーカー「Citigo」を発売

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは27日、シティーカー「Citigo」を発売すると発表した。今年末にチェコで先行販売し、来年の初夏からその他の欧州諸国で販売を開始する。\ Citigoは […]

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは27日、シティーカー「Citigo」を発売すると発表した。今年末にチェコで先行販売し、来年の初夏からその他の欧州諸国で販売を開始する。

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CitigoはVWの「アップ(Up)」をベースにした4人乗りモデル。発売当初は3ドアモデルを販売し、2012年には5ドアモデルも追加する。英『Autocar』誌によると、英国での価格は約7,000ポンドとなる見通し。

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シュコダは若い年齢層のドライバーや家族をCitigoのターゲットとし、セカンドカーやサードカーとしての需要を見込んでいる。価格に敏感な一方、デザインや品質、安全性や実用性に高い質を求める顧客向けのモデルはこれまでシュコダのラインアップにはなかったとし、同モデルの発売により新たな顧客層を開拓する。

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安全装備は、シュコダ車では初めて、頭と胸を同時に保護するサイドエアバッグを運転席と助手席に装備する。また、時速30km以下で作動するブレーキアシストシステムも導入する。アップと同様に緊急ブレーキシステムも装備している。

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シュコダによると、エンジンはアップに搭載されている1.0リットル3気筒ガソリンエンジンを採用する。出力は44kW/60馬力と55kW/75馬力の2種類を用意。走行100km当たりの燃費は44kWの場合で4.5リットル、二酸化炭素(CO2)排出量は105グラム/km、55kWの場合は同4.7リットル、108グラム/kmとなる。また、環境技術を導入した「グリーン・テック(Green Tec)」仕様では、走行100km当たりの燃費がそれぞれ4.2リットルと4.3リットルに、CO2排出量は97グラムおよび99グラムとなる。

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