現代自動車が開発した燃料電池車のプロトタイプ「ix35」を欧州議会や欧州委員会の職員などが実用試験する。欧州委員会と水素および燃料電池関連企業、研究機関が発足させた燃料電池水素共同実施機構(FCH-JU)がこのほど、ブリュッセルで開催したイベントで発表した。テスト期間は2012年3月まで。
\英『Autocar』誌によると、同モデルは、144リットルの水素燃料タンクを搭載し、最高速度は時速100マイル。停止した状態から時速62マイルに12.8秒で加速する。
\現代自は欧州ではこのほか、1月末にノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドの北欧4カ国と燃料電池車の実証試験を実施することについて覚書(MoU)を交わした。また、5月にはデンマークのコペンハーゲン市と燃料電池車の普及に向けたインフラ整備などで協力することで合意し、覚書(MoU)を交わしている。
\