9月に開催されたフランクフルト国際モーターショー(IAA)にオペルとアウディがそれぞれ出展した超小型電気自動車のコンセプトカーに高い関心が寄せられている。
\11日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)によると、米ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルのカールフリードリッヒ・ストラッケ社長は11日、ドイツのアーヘンで開催されたコロキウムで、IAAに出展した「RAKe」について、特にカーシェアリングサービスに向いていると述べ、すでに同業界から問い合わせを受けていることを明らかにした。好反応を受けて、市場投入を検討しているという。価格は約1万2,000ユーロを目指しているとした。
\また、同紙によると、アウディのミヒャエル・ディック開発担当取締役は、IAAに出展した「アーバンコンセプト」について、一部で否定的な声もあるものの、大体において好反応であったと説明。このため、これまでより大きい規模でのパイロット生産を検討しているとした。また、価格についてはコメントを控えたものの、16歳以上の若年層を主要顧客として考えているとし、価格は同年齢層の手の届く範囲になるとの見解を示した。
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