独自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)は6日、オープンソース軽量電気自動車開発プロジェクトの「ライト・カー」が、卓抜した先進技術に贈られる「アイデアの国・365事業」コンテストにおいて入賞の栄誉を獲得したと発表した。「ライト・カー」は自動車部品メーカーやソフトウエア開発企業と共同で実施しているプロジェクトで、自動車開発における企業間のインテリジェント・ネットワーク構築と、様々な可能性を生み出す将来性が評価された。
\「アイデアの国」賞は連邦大統領が2004年に創設した賞で、連邦政府、ドイツ銀行など26の機関が協賛している。同賞はいくつかのカテゴリーに分かれており、「365事業」コンテストでは、先進技術の開発で際立った業績をあげた国内の365社に授与される。今年のコンテストには2,600社が応募したという。
\授賞式でドイツ銀行の担当者は「エレクトロモビリティはドイツの自動車産業の未来で大きな役割を担うことになる。オープンソースを利用したプラットフォーム開発のライト・カーは、同分野の今後の発展に貢献する」と述べ、栄誉をたたえた。
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