米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズはこのほど、軽量なモジュール式フロントシートを発表した。独シートメーカーのカイパーとCRH(C.Rob.Hammerstein)を買収した後、初めての共同プロジェクトとして開発した。
\同シートは従来製品に比べて1台当たり4.0~6.4kgの軽量化を実現したという。
\新製品では、シートの傾きを設定するためのモジュールを鉄鋼材部品からCRHの樹脂系部品に替えたほか、カイパーの軽量で強度に優れるシート調整システム「Taumel2000」を導入した。
\また、シートベルトの部品点数を減らし、シートのサイドフレームに高強度鋼と軽量素材を組み合わせたことも軽量化に寄与した。
\同システムは、最初にダイムラーのモデルに採用される予定で、30を超えるバリエーションが用意される予定という。
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