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2011/10/28

一般・技術・その他 (旧)

アウディ、「A4」シリーズをマイナーチェンジ

この記事の要約

独自動車大手のアウディは2012年春に「A4」シリーズのマイナーチェンジモデルを市場投入する。セダン、アヴァント、四輪駆動クワトロ、スポーツ仕様「S4」の全モデルをマイナーチェンジする。\ 独業界誌『auto motor […]

独自動車大手のアウディは2012年春に「A4」シリーズのマイナーチェンジモデルを市場投入する。セダン、アヴァント、四輪駆動クワトロ、スポーツ仕様「S4」の全モデルをマイナーチェンジする。

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独業界誌『auto motor und sport』(電子版)によると、新モデルでは、ナビゲーションシステムを操作するボタンを従来の8個から4個に減らした。同ボタンで、シートの暖房システム、空調機器も操作できる。また、ハンドルなどの動きからドライバーの疲労度を認識して警告するシステムを標準装備する。オプションで、車線変更や車線維持をアシストするシステムや、車間距離制御装置を提供する。

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また、電気機械制御式のパワーステアリングを標準装備しており、直線走行ではエネルギーを消費しないため、走行100キロメートル当たりの燃費を0.3リットル改善している。

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最も燃費の良いエンジンは、2.0リットルTDI(出力136PS)で、走行100キロメートル当たりの燃費は4.2リットル、二酸化炭素(CO2)排出量を112グラム/kmに抑えている。3リットルV型6気筒エンジン(245PS)では、排ガス基準「ユーロ6」を満たした「クリーンディーゼル」エンジンを用意した。

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ガソリンエンジンは1.8リットルTFSIの出力を10PS引き上げて170PSとしたほか、重量を3.5キログラム削減し、燃費を約19%改善した。走行100キロメートル当たりの燃費は5.6リットル、CO2排出量は143グラム/km。また、新型エンジンとして3.0リットルTFSIと3.2リットルFSIエンジンを導入する。V型6気筒エンジンの出力は272PS。すべてのモデルにアイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムを装備している。

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