トヨタ自動車は11月24日、英ダービーシャー州バーナストン工場でのCセグメントの次世代乗用車生産に1億ポンドを投資すると発表した。同社は欧州でCセグメント車の生産体制の再編を進めており、ハッチバックの生産をバーナストン工場に集約する。これに伴い1,500人を増員する予定で、まずは2012年半ばまでに500人を採用する。
\トヨタの英国法人トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUK(TMUK)は1989年の設立で、バーナストン工場のほか、ウェールズ北部のディーサイドにエンジン工場を持つ。従業員数は現在約3,100人で、2010年は「オーリス」を6万8,743台、セダンとワゴンの「アベンシス」を6万8366台生産した。
\トヨタの英国の生産拠点への累積投資額は今回の投資を含めると21億ポンドに達する。同社はまた、英国のサプライチェーンにも8,500万ポンドを追加投資することを表明している。
\