独高級車メーカー、ダイムラーは、カッセル/ゲッティンゲン地域の支店に総額4,500万ユーロを投資する。メルセデス・ベンツブランドの商用車と乗用車を別々の店舗で扱い、それぞれのニーズに特化したサービスを提供していく戦略で、商用車の販売店を高速道路(アウトバーン)沿いに移転させるとともに、乗用車販売店でも建物を改装する。カッセル支店のニールス・コヴォリク支店長が地元地方紙に明らかにした。
\今回の改革の対象となるのはカッセルのベッテンハウゼン地区にあるメルセデス・ベンツ支店。同支店の店舗では乗用車、商用車の販売のほか、交換部品・アクセサリー、整備・点検などのサービスを手がけている。
\商用車部門はカッセルの東隣の町、ローフェフルデンのアウトバーンA7号線沿いにある産業団地に移転する。新拠点の敷地面積は4万3,500平方メートルで、来年夏に着工し、13年夏から営業を開始する予定。
\乗用車部門は引き続きベッテンハウゼンで営業するが、商用車部門の移転にともない敷地を11万平方メートルから3万8,500平方メートルに縮小する。
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