伊自動車工業会(ANFIA)によると、同国の2011年通期の乗用車新車登録は174万8,143台となり、前年に比べ10.88%減少した。これは1996年(約173万2,000台)以降では最低の水準。
\ブランド別に見ると、最大手のフィアットは19.47%減の36万3,017台と振るわず、市場シェアを前年の22.98%から20.77%に落とした。アルファロメオやランチア/クライスラーなどを含めたグループ全体でも13.48%減の51万4,595台に低迷、市場シェアを29.44%とし、前年(30.32%)から約1%ポイント落とした。国内ブランド全体では、前年比13.72%減の51万8,658台(市場シェア:29.67%)だった。
\国外ブランド車は前年比9.63%減の122万9,485台と全体的に振るわなかったものの、市場シェアは70.33%(前年:69.35%)に拡大した。日本メーカーでは、三菱自が前年比28.56%増の7,517台、日産が17.88%増の6万3,189台と大幅な2ケタ増を確保。このほかは、トヨタ/レクサスは11.22%減の6万8,872台となった。
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