独鉄鋼大手ティッセンクルップが実施する自動車製造におけるイノベーションに取り組む研究開発プロジェクト。グループ企業12社が参加して実施した「InCar」プロジェクトに続くもので、「自動車の効率改善」をモットーとしている。
\「InCar Plus」では、30以上のプロジェクトがあり、その中で40を超えるテーマに取り組む。エネルギー効率、エレクトロモビリティー、軽量化など、環境負荷の軽減に寄与する分野に重点が置かれており、実用化に近い開発に取り組む方針であるという。同プロジェクトでは2014年9月に成果をまとめる予定。
\ \例えば、従来の内燃エンジンではカムシャフトの調整技術の開発による燃費改善、シャーシとステアリングの分野ではショックアブゾーバーチューブやステアリングコラムに使用する複合材料の研究などに取り組む計画であるという。また、コスト効率に優れた大量生産プロセスにも重点を置いている。
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