ドイツで9月1日にスタートした車車間(Car-to-Car)および車両と交通インフラなど(Car-to-X)の通信技術に関する研究プロジェクト。期間は2015年半ばまで。連邦教育研究省(BMBF)と連邦経済技術省(BMWi)が共同で約1,800万ユーロを支援している。
\ \Car-to-CarやCar-to-X通信技術の利用により、ドライバーは交通情報を共有し、渋滞や事故の危険を回避したりできる。同技術は安全性の向上のほか、道路交通における環境負荷の低減にも寄与するとされている。
\ \同プロジェクトでは、システムの違いやプロバイダーの垣根を超えて利用できるオープンプラットフォームを構築し、さまざまな企業がサービスを提供できる基盤を築くことを目指している。
\ \自動車業界からはBMW、オペル、フォルクスワーゲン(VW)、ロバート・ボッシュなどが参加。このほか、英携帯電話サービス大手ボーダフォンのドイツ法人、フラウンホーファー研究所、ドイツ連邦道路交通研究所(BASt)などが参加している。
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