ドイツ連邦教育研究省(BMBF)と同国のフラウンホーファー研究所が協力して実施している電気自動車分野の人材育成プログラム。電気工学、メカトロニクス、情報技術、機械工学、自動車・エンジン技術などさまざまな分野の大学性が参加している。当初は2010~2012年の3年間の予定でスタートしたが、好結果が得られたため、さらに3年間、継続することが決まった。
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同プログラムは、「DRIVE-E・アカデミー」と「DRIVE-E・スタディーアワード」の2つで構成される。
\「DRIVE-E・アカデミー」は1週間のプログラムで、全国から集まった大学生50人が電気自動車に関連した講義やワークショップ、企業訪問、電気自動車の試乗などに参加する。会場は毎年異なり、2010年はフラウンホーファー統合システム・部品技術研究所(IISB、エアランゲン)、2011年はベルリン、2012年はアーヘン工科大学(RWTH)で行われた。
\「DRIVE-E・スタディーアワード」では、電気自動車をテーマにした優れたプロジェクトや学士・修士論文を表彰するもので、2012年は2,000~6,000ユーロの賞金が贈られた。
\ \今年の「DRIVE-E・アカデミー」は3月12~16日まで行われ、4日目の企業訪問では、ゼネラルモーターズ(GM)の代替駆動技術の欧州センター(GM-APCE:Alternative Propulsion Center Europe )と電気自動車の開発会社e-Wolfを訪れた。
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