ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWi)が支援する生産システムおよび生産エンジニアリングに関する共同研究プロジェクト。
バリエーションが多様化している車体部品の生産を例に、生産のネットワーク化や一連の生産工程と積層造形装置(3 Dプリンター)による部品生産の連携、治具が不要な溶接技術などの研究開発に取り組む。
同プロジェクトは、ドイツの生産拠点や生産設備メーカーの競争力強化を目的としている。
プロジェクトを主導するのは、自動車開発・設計会社のエダック(EDAG)。このほか、生産設備メーカーのFFT、自動車大手のオペル、3Dプリンターによるプロトタイプや量産品の生産を事業とするFKM、フラウンホーファー構造耐久性・システム信頼性研究所(LBF)が参加している。
プロジェクトの実施期間は2017年4月1日~2020年3月31日までの36カ月。プロジェクト予算は約300万ユーロ。うち、BMWiが約180万ユーロを支援している。