軽量部品を使用した電気スポーツカー。独化学大手のエボニックがこのほど、ドイツのボーフムで開催されたゲルゼンキルヒェン大学自動車リサーチセンター(CAR)主催の「Carシンポジウム」(2月8~9日)で公開した。
\ \「Elise-E」は、エボニックが開発した軽量部品と英ロータスの自動車技術を組み合わせたモデルで、重量は僅か950キログラム。出力は150kWで、停止した状態から時速100キロメートルに4.4秒で加速する。最高速度は時速200キロメートルに制限している。
\ \車体は硬質発泡体材料「Rohacell」と炭素繊維のサンドイッチ構造となっており、鉄鋼構造の車体に比べ60~70%軽量化している。また、横側の窓にはプレキシガラスを採用することで、従来のガラス製に比べ40~50%軽量化されている。
\