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2013/6/21

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この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルが調整役を務めるリチウムイオン電池に関する共同研究プロジェクト。電池システムの温度に関する研究に重点をおいたプロジェクトで、センサーを装備したバッテリーモジュールを製 […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルが調整役を務めるリチウムイオン電池に関する共同研究プロジェクト。電池システムの温度に関する研究に重点をおいたプロジェクトで、センサーを装備したバッテリーモジュールを製造し、温度や充電状況などを分析する。

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同プロジェクトでは、リチウムイオン電池の温度を一定の範囲にとどめることにより、安全を確保するとともに、劣化による性能低下や寿命短縮を防ぐ。また、生産コストの低減や電池の小型化に関する研究も重視している。

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同プロジェクトには、炭素製品大手のSGLグループ、フラウンホーファー研究所のケイ素技術研究所(ISIT)および技術経済数学研究所(ITWM)が参加している。ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は230万ユーロを支援する。

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プロジェクトの第1フェーズでは、SGLグループが開発した黒鉛ベースの機能材料についても研究する計画としている。また、オペルは電気自動車「アンペラ」に関するこれまでの経験などを今回の共同プロジェクトに投入する方針を示している。

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