ドイツ連邦教育研究省(BMBF)が5月に発表したフォトニクスに関連した研究開発プロジェクトの支援プログラム。長期的なフォトニクス研究の発展を視野に入れたプログラムで、今後4年間、様々な研究開発プロジェクトに毎年1億ユーロを支援する。
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独技術情報サイト『ATZオンライン』によると、同プログラムは、光工学を活用した加工技術や工作機械の開発を支援するもので、自動車や航空機に使用する軽量素材の実用化の促進にも寄与する。例えば、繊維強化樹脂や金属と樹脂の複合材料、軽量金属(アルミニウム、チタン、マグネシウムなど)、高張力鋼板などの加工工程ですでに実用化されている技術の改良や、新技術の実用化に向けた研究開発も支援の対象となる。
\ \連邦教育研究省(BMBF)によると、光工学は近年、平均で年8%の伸びを示す成長分野となっている。ドイツの主要産業である機械や自動車、造船、航空機、マイクロエレクトロニクス、照明、製薬・医療産業の研究開発にも大きく寄与しているという。
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