東欧経済ニュース速報

スロベニア郵便、国内物流大手を買収

スロベニア国営郵便(ポシュタ・スロベニエ)が国内物流大手インターヨーロッパの株式72%を1億500万ユーロで買収するもようだ。

スロベニア郵便は伝統的な郵便事業の売上高が減っており、インターヨーロッパの統合で収入を伸ばす意向だ。

インターヨーロッパの売上高は2017年の1億500万ユーロから22年には2億1,000万ユーロに拡大すると予想されている。

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新イスタンブール国際空港の本格運用開始

トルコ・イスタンブールのアタテュルク国際空港から新イスタンブール国際空港への全面移転が6日完了し、新空港が本格稼働した。

アタテュルク空港(旧イェシルキョイ空港)は1912年に飛行場として設置され、53年に空港としての運用が始まった。

新空港の開港にともない、アタテュルク空港は閉鎖される。

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三菱電機が空港気象ドップラーライダーを受注、ルーマニア航空局から

三菱電機は4日、ルーマニア航空局から空港周辺の気象を観測する空港気象ドップラーライダーを受注したと発表した。

空港気象ドップラーライダーはレーザー光を発射して大気中のちりや微粒子の動きを捉える。

アンリ・コアンダ国際空港では、晴天時の乱気流検出用にドップラーライダーを活用する。

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料大手の米IFF、ハンガリーにグローバルサービスセンター開設

世界第3位の香料メーカーである米インターナショナル・フレーバーズ・アンド・フレグランシーズ(IFF)は2日、ブダペストにグローバルサービスセンターを開設した。

年内に100人を雇用する計画だ。

約9万種の製品を手がけ、ジョルジオアルマーニ、ヒューゴボス、クリニーク、ジバンシー、ダナキャラン、カルバンクライン、ランコム、エスティローダー、ラルフローレン、イブサンローランなどの有名ブランドに供給している。

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ロシア鉄道貨物大手、来月にもロンドン証取に上場

ロシア鉄道貨物大手のルストランスコム(Rustranscom)は2日、ロンドン証券取引所(LSI)での新規株式公開(IPO)を計画していることを明らかにした。

来月にも新規発行株のグローバル預託証券(GDR)を公開し、3億ドルを調達する意向だ。

実現すれば2017年11月のENプラス以来のロシア企業の上場となる。

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ウクライナ大統領選挙、コメディ俳優がトップ

ドラマのキャラクターと同じく「汚職対策の徹底」を掲げて立候補した。

一方で前回選挙の公約だった汚職対策は前進せず、有権者の批判の的となっている。

ゼレンスキー氏の出演するドラマの筋は、ユーチューブとクラウド・ファンディングで大統領に選ばれた主人公が、「政界・経済界のエリート」の中にあっても実直・清貧を貫いて汚職を一掃するというもの。

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商船三井がトルコ発電船大手と提携、LNG発電船事業に参入

商船三井(MOL)は29日、トルコの発電船大手カルパワーシップ(Karpowership、イスタンブール)と液化天然ガス(LNG)発電船事業で提携すると発表した。

LNG発電船は浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)から送られるガスで発電を行い、電力を陸上の設備に安定供給する船舶。

今回の提携でMOLはLNG船とFSRU、カルパワーシップは発電船の知見をそれぞれ持ち寄り、様々な需要地に競争力のある発電ソリューションを提供していく。

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RPAソリューションのユーアイパス、ブカレストに体験型ラボを設置

ロボットを使った定型業務の自動化(RPA)ソリューションを扱うルーマニア発のスタートアップ企業、ユーアイパスが3月26日、同社初のイマージョン・ラボをブカレストに開設した。

イマージョン・ラボは顧客や提携先に対し、制御された環境下で事業シナリオを試す機会を提供し、RPA活用の可能性を感じてもらうことを目的としている。

ユーアイパスは2005年、ルーマニアの起業家であるダニエル・ディネス、マリウス・トゥルカの両氏によってブカレストで設立された。

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エネマルタ、モンテネグロの風力発電所が試験稼働

マルタ電力公社(エネマルタ)が月末にもモンテネグロ南部のモジュラ風力発電所(出力46メガワット:MW)を試験稼働する。

8,900万ユーロを投じて整備しているもので、出力2MWのタービン23基を擁する。

両社の合弁事業マルタ・モンテネグロ・ウィンドパワーが70%を出資し、上海電気が建設を担当している。

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スロベニア家電大手ゴレニアが赤字転落、オーナー交代で売上減

中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアが25日発表した2018年の最終損益は3,730万ユーロのマイナスとなり、前年の430万ユーロの黒字から赤字に転落した。

ハイセンスとの戦略提携への準備や買収に伴う特別支出を含めると、損失は1億1,120万ユーロに上った。

売上高は1.7%減の188億ユーロに縮小、営業損益(EBIT)は前年の1,200万ユーロの黒字から2,820万ユーロの赤字に悪化した。

地域別では東欧、ブランド別ではアスコ(Asko)が好調だった。一方で、OEM(受託生産)事業はハイセンスによる買収で顧客が発注に慎重になり、31.8%の売上後退を余儀なくされた。また、西欧でも市場競争の厳しさを反映して売上高が5.9%縮小した。

ハイセンスは昨年夏にゴレニア株の95.42%を取得した。年末にはリュブリャナ、ワルシャワ両証券取引所における同社株の上場を廃止し、今月11日付で会社形態を株式会社から有限会社へ変更した。

ゴレニアの本拠であるスロベニアのべレーネでは、来年末にテレビ工場が開所する。セルビアのヴァリェヴォ工場はグループの冷蔵庫生産を担う予定で、やはり来年に新工場棟が稼働することになっている。

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トルコのセメント大手が白色セメント事業強化、セメックスから工場買収

トルコの複合企業サバンジュ・ホールディングは21日、傘下のセメント大手チムサ・セメントがメキシコ同業のセメックスからスペインの白色セメント工場を買収することで合意したと発表した。

セメックスは自社の白色セメント生産の大半を同工場で行っていた。

同工場の取得により、チムサは白色セメントの生産能力が40%拡大する。

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シュコダ自の18年決算、売上記録更新も15%の減益に

チェコのシュコダ自動車が20日発表した2018年通期決算の営業利益は13億7,700万ユーロとなり、前期から14.6%減少した。

売上高は4.4%増えて過去最高の172億9,300万ユーロに拡大しており、売上高営業利益率は前期の9.7%から8%へと低下した。

17年10月に投入した「カロック」は11万5,700台、18年6月から中国市場限定で発売した「カミク」は2万7,900台を記録した。

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GSユアサ、トルコ新工場が稼働

GSユアサは13日、トルコ西部のマニサ県で鉛蓄電池の新工場が稼働したと発表した。欧州で急激な需要増加が見込まれる環境対応車(エコカー)向けに、高性能鉛蓄電池を供給する。2022年までに新工場で年200万個を生産できる態勢

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米フォード、ロシアで工場閉鎖か

米自動車大手フォードがロシアの2工場の閉鎖を検討しているもようだ。不採算地域の事業を再編するグローバル戦略に沿うもので、実施した場合、ロシアでは小型商用車のみを生産することになる。5日のロイター通信によると、取材に対して

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VWの東欧新工場、セルビアに設置か

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が東欧に新設を計画している工場の立地が、セルビアに決まったもようだ。政府寄りの現地紙『ノボスチ』が4日、消息筋の情報を基に報じた。中部シュマディア郡が設置先とされていることから、伊同

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エストニア議会選、野党が勝利

エストニアで3日行われた議会選挙(定数:101)は中道右派の野党・改革党が議席を増やし、第1党の地位を強化した。中道左派の中央党を中心とする連立与党は合計議席が過半数に届かず、政権交代が確実視されている。一方で欧州連合(

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仏ソシエテが南東欧子会社2行を売却

仏金融大手ソシエテ・ジェネラル(SG)は2月28日、北マケドニアとモンテネグロの子会社売却で合意したと発表した。経営合理化の一環で、北マケドニアではオフリドスカバンカの株式74.53%を墺シュタイヤーマルク貯蓄銀行に、モ

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セコム、トルコで合弁会社設立

セコムは13日、トルコの財閥チャルック・グループとセキュリティーサービスの合弁会社を設立すると発表した。潜在成長力の大きい国へ進出して事業拡大を図る戦略に沿うもので、年内のサービス開始を目指す。 新会社の名称は「セコムア

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