存続の危機を感じる企業、コロナ禍初期を大幅に下回る
会社存続の危機を感じている企業の割合は現在ドイツで7.5%に上ることが、Ifo経済研究所が10月に実施したアンケート調査で分かった。4月の前回調査(同7.1%)をやや上回るものの、コロナ禍初期の2020年6月(21.8% […]
会社存続の危機を感じている企業の割合は現在ドイツで7.5%に上ることが、Ifo経済研究所が10月に実施したアンケート調査で分かった。4月の前回調査(同7.1%)をやや上回るものの、コロナ禍初期の2020年6月(21.8% […]
ドイツ連邦統計局が31日発表した上半期の非世帯(企業や官庁)向け天然ガス価格(付加価値税と控除可能な税を除く)は1キロワット時(kWh)当たり平均6.43セントとなり、前年同期を38.9%上回った。2020年半ばから上昇
スウェーデンのリチウムイオン電池メーカー、ノースボルトがドイツ北部のハイデに工場を建設する計画を先送りする可能性が出てきた。ドイツの電力価格が高騰しているためで、ピーター・カールソン最高経営責任者(CEO)は日曜版『フラ
ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.4%増となり、上げ幅は前月の10%を上回った。10%台となるのは2カ月連続。川上物価の上昇が最下流に消費者物価に波及している。価格の転嫁は
Ifo経済研究所が28日発表した10月のドイツ価格計画指数(DI)は前月の53.8ポイント(修正値)から51.5ポイントへとやや低下した。サービスと建設部門では上昇したものの、流通と製造部門で下落し、全体が押し下げられた
ドイツ連邦統計局が28日発表した2022年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.3%上回った。物価高騰、ウクライナ戦争、サプライチェーンのひっ迫、コロナ禍など経済環境は
ドイツ連邦参議院(上院)は28日、燃料排出取引法(BEHG)改正案を可決した。来年1月1日に予定する炭素税の引き上げを1年先送りし、エネルギー価格高騰の直撃を受ける一般世帯と企業の負担増加を回避することが法改正の狙い。同
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループが28日発表した2022年7-9月期(第3四半期)決算の税引き後利益は前年同期比26.5%減の21億3,300万ユーロと大きく落ち込んだ。米フォードと合弁展開する自動運転技
三菱商事は27日、独FEVグループ傘下のFEVコンサルティングと合弁会社を設立したと発表した。素材産業向けにコンサルティング・エンジニアリングサービスを提供していく。 折半出資の新会社ビヨンド・マテリアルズを東京都千代田
ルフトハンザ・ドイツ航空は今月30日に始まる冬季ダイヤで羽田~フランクフルト線の運航本数を拡大する。これまでの週3往復から1日1往復へと増やす。期間は来年3月25日まで。 一方、羽田~ミュンヘン線については同期間の運行本
市場調査大手GfKが27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は10月の確定値(-42.8ポイント)を0.9ポイント上回るマイナス41.9ポイントとやや改善した。これまでは1991年の調査開始後の最低を4カ月
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは26日、ロシアの販売子会社と工場を現地の販売会社アフトドーム(Avtodom)に売却する計画を明らかにした。メルセデスはロシアのウクライナ進攻直後に露事業を停止しているが、現地の資産に
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは26日、先進運転支援システム(ADAS)・自動運転分野と、移動サービス(MaaS)・トラック輸送サービス(TaaS)分野の提携先を整理すると発表した。競争力の高い機能を迅
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのVWブランド乗用車は欧州で販売する車両を遅くとも2033年までにすべて電気自動車(BEV)に絞り込む意向だ。同ブランドを統括するトーマス・シェーファー氏が26日にベルリンで開
ドイツ政府は26日の閣議で、同国北部のハンブルク港トラーオルト・コンテナター埠頭(CTT)に海運大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が戦略出資する計画について、その一部を認めないことを決定した。計画を全面的に認めると「公
自動車大手の米フォードが独ケルン工場での小型車「フィエスタ」の生産終了を従来計画の2024年から23年6月に前倒しする。英メディアが報じ同社が26日に追認したもので、独法人のマルティン・ザンダー社長は「新たな電気自動車モ
Ifo経済研究所が26日に発表した10月の独製造業輸出期待指数(DI)はマイナス5.3ポイントとなり、前月のマイナス6.0ポイントからやや改善した。ただ、4カ月連続でマイナスの領域にとどまっており、状況は依然として厳しい
日立建機は25日、欧州販売・マーケティング機能の強化に向け同地の代理店である独キーゼルの子会社キーゼル・テクノロジーと基本合意を締結したと発表した。キーゼル・テクノロジーはマーケティング、生産、販売・サービス機能を、日立
Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.1ポイント下回る84.3となり、コロナ禍初期の2020年5月以来の低水準を記録した。状況改善の見通しは立っておらず、クレメンス
化学大手の独コベストロが25日発表した2022年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1,200万ユーロとなり、前年同期を97.5%下回った。原料・エネルギーコストの上昇分を顧客に部分的にしか転嫁できなかったこと響いた。
自動車部品大手の独コンチネンタルは25日、視認性とセンサーの感知度がともに高いジャケットをアウトドア用品製造の仏アーバン・サークルと共同開発したと発表した。交通弱者である自転車の運転者と歩行者が着用すれば、交通事故の被害
企業が銀行融資を受けることが難しくなっている。Ifo経済研究所が9月のアンケート調査をもとに24日発表したところによると、融資交渉を現在、行っているドイツ企業の24.3%が「銀行が融資に消極的だ」と回答。2017年以来の
エネルギー大手の独ユニパーとエーオンは2022~23年冬シーズ、オフィスの使用面積を大幅に削減する計画だ。エネルギー使用量を減らし、コストを削減することが狙い。dpa通信などが両社への取材をもとに24日、報じた。 ユニパ
中堅メーカーを数多く傘下に持つ独投資会社INDUSホールディングは24日、自動車部品子会社SMAメタルテヒニクが民事再生手続きの適用を裁判所に申請すると発表した。経営改善に向けてSMAが大口顧客と進めてきた契約見直し交渉
精銅大手のアウルビスは21日、ドイツ北部のハンブルクにある工場で燃料にアンモニアを投入するパイロットプロジェクトを開始したと発表した。2050年までの炭素中立実現に向けた取り組みの一環。プロジェクトが成功すればアンモニア
ドイツ連邦ネットワーク庁は20日、2022~23年冬の国内天然ガス備蓄率に関する新たな予測を発表した。前回の予測を公開した8月初旬以降、状況が改善し、備蓄が予想を上回るスピードで拡大していることを受けたもの。最悪の場合は
フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは20日、ルフトハンザドイツ航空と合弁会社を設立したと発表した。同空港のサービスの質を向上させ、競争力を高める狙い。 折半出資で新会社フラアライアンスを設立した。主にルフトハンザ
化学大手の独エボニックは21日、TAA誘導体事業を伊同業SABOに売却することで合意したと発表した。特殊化学分野のポートフォリオを整理し収益力を強化する戦略に基づく措置。買収金額は明らかにされていない。来年初頭の取引完了
スポーツ用品世界2位の独アディダスは20日、2022年12月期の業績予測を引き下げた。中国販売が振るわないほか、需要低迷で在庫が膨らんでいるためで、継続事業ベースの利益を従来予測の約13億ユーロから約5億ユーロへと大幅に
自動車大手のBMWは20日、燃料に天然ガスと水素をともに投入できるフレキシブル塗装乾燥炉のパイロットプロジェクトを、独東部のライプチヒ工場で開始した。二酸化炭素(CO2)を大量に放出する天然ガスから、炭素中立のグリーン水
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは20日、独カナダ系の資源スタートアップ企業ロック・テック・リチウムから、リチウムイオン電池の正極材材料である水酸化リチウムを調達することで合意したと発表した。環境と人権に配慮して製造さ
ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月を45.8%上回った。上げ幅は統計開始(1949年)後の最高となった前月と同じ極めて高い水準。エネルギーの上昇率が132.2%に達したことが特に響いた格好だ。
ドイツ政府は19日の閣議で、原子力法改正案を了承した。国内に残存している3原発すべての稼働終了期限を今年末から来年4月15日へと延長する。法案は議会の承認を経て11月末までに成立する見通しだ。 同国は2011年の福島原発
ドイツ政府は19日の閣議で、電動車用充電インフラの拡充を加速させるための基本計画を了承した。全国どこでも充電ステーションを簡単に見つけられるようにし、電動車の普及を後押しする。フォルカー・ヴィッシング交通相は「世界はわが
高級スポーツ車大手ポルシェの車載電池セル子会社セルフォース・グループは18日、西南ドイツのマーデン産業地区で同社初の工場の定礎式を行った。ポルシェの一部車両向けにセルを供給することになっている。 セルフォースはポルシェが
ドイツ連邦陸運局(KBA)が18日発表した電気自動車(BEV)の1-9月期の乗用車新車登録台数は27万2,473台となり、前年同期を15.1%上回った。内燃機関車などを含む乗用車全体に占める割合は14.6%で、前年同期(
ドイツ連邦統計局が19日発表した8月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を0.3%上回る154.1(暫定値)となり、統計開始(15年)後の最高を7カ月連続で更新した。原料・部
独鉄鋼業界団体シュタールが19日発表した9月の粗鋼生産高は284万2,000トンとなり、前年同月を15.4%下回った。減少は7カ月連続。電炉鋼が23.8%減の86万6,000トンと特に大きく落ち込んだ。電力価格の高騰を受
ドイツの特許薬業界団体である研究開発型製薬工業会(vfa)は19日、同業界の国内生産高が来年は2.9%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス用ワクチンを今年初に量産した反動のほか、インフレとエネルギーコストの上昇
ドイツのオーラフ・ショルツ首相(社会民主党=SPD)は17日、国内に残存している原子力発電所3カ所の稼働期間をすべて延長することを決めた。政権内では原発稼働延長をめぐり環境政党の緑の党と中道右派の自由民主党(FDP)が対
独化学業界の労使は18日、新しい賃金協定を取り決めた。賃上げ幅は計6.5%でインフレ率を大幅に下回るものの、一時金を含めると支給額は2ケタ台の伸びとなることから、物価高騰に伴う収入の目減りは大幅に緩和される見通しだ。新協
機械大手の独SMSグループは17日、子会社ポールワースが神戸製鋼の米子会社ミッドレックスと共同でスウェーデンのスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から大型受注を獲得したと発表した。世界初の本格的な水素製鉄
医薬品開発を手がける独スタートアップ企業ベルリン・キュアズが投資家からの資金調達に成功した。ロングコビット(新型コロナウイルス感染の後遺症)の効果的な治療薬として期待されている同社の作用物質の治験に投入する意向だ。ウルフ
リチウムやニッケル、希土類など重要資源を安定確保するための法案作成を独経済省が検討している。特定の国に資源面で強く依存するリスクがロシアのウクライナ進攻とそれに伴う天然ガス供給の削減・停止で鮮明になったことを受けたもの。
英電気通信大手ボーダフォンの独法人は16日、電力消費量の引き下げ計画を発表した。エネルギーの価格が高騰しているうえ、消費量を可能な限り減らすことが全社会的な課題となっていることを踏まえた措置。基地局の消費電力を需要に応じ
ドイツ連邦統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比18.9%増となり、上げ幅は前月を1.0ポイント上回った。上昇率の拡大は5カ月ぶり。石油製品(+61.9%)、固形燃料(+111.9%)、動物(+49.8%)
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が14日発表した9月のグループ新車販売台数は前年同月比20.7%増の75万5,800台となり、2カ月連続で拡大した。主力市場の中国や西欧で軒並み2ケタ台の伸びを記録。第3四半期(7
ドイツの天然ガス備蓄率が95.14%となり、11月1日の義務水準(95%)を全国レベルで達成したことが、連邦ネットワーク庁の14日の発表で分かった。ロシア産の供給が停止されたうえ、暖房シーズンもすでに始まっているものの、
発電設備大手のシーメンス・エナジーがロシア同業パワー・マシンズとの現地ガスタービン合弁会社から資本撤退する。ロシア市場からの撤退に向けた取り組みの一環。インターファックス通信が報じ、同社が追認した。 同合弁の資本65%を
Ifo経済研究所が14日発表した独化学業界の9月の景況感指数(DI)はマイナス36.7ポイントとなり、前月(-33.1ポイント)を3.6ポイント下回った。現状判断を示す指数がと今後6カ月の見通しを示す期待指数がともにマイ