空港向け水素インフラ開発でエアバスがリンデと協業
欧州航空機大手のエアバスは23日、アイルランドに本社を置く独米系の工業ガス大手リンデと空港向け水素インフラを共同開発することで基本合意したと発表した。エアバスは水素を燃料とする商用機を2035年までに投入することを計画し […]
欧州航空機大手のエアバスは23日、アイルランドに本社を置く独米系の工業ガス大手リンデと空港向け水素インフラを共同開発することで基本合意したと発表した。エアバスは水素を燃料とする商用機を2035年までに投入することを計画し […]
独高級車大手BMWの中国合弁BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)は23日、瀋陽市で新工場の開所式を行った。同工場は中国の電動車市場拡大を踏まえたもので、主に電気自動車(BEV)を生産する。投資額は150億人民元
デクセリアルズは22日、協業先の独自動車デザインハウスであるセムソテック・グループと共同で、最先端の車載ディスプレーのための光学ソリューションセンターを立ち上げると発表した。協業のシナジー効果をこれまで以上に引き出す考え
天然ガスの国内供給不足に対応するための警戒レベルを、ドイツ政府が引き上げるもようだ。ロシアがガス管「ノルドストリーム1」を通した西欧向けの供給を大幅に減らしたことに対処する考え。ロベルト・ハーベック経済・気候相は22日に
自動車大手の米フォードは22日、同社が独自開発する初の電気自動車(BEV)専用車台を用いたモデルをスペインのバルセロナ工場で生産すると発表した。同モデルをどの拠点で生産するかを巡りバルセロナ工場と争ってきた西南ドイツのザ
配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは21日、独小売大手REWEや伊藤忠商事から総額4,200万ドルの出資を受けたと発表した。生産と雇用の拡大、研究開発の加速に充てる。これまでに投資家から調達した資金の総額は6,0
化学大手の独BASFは20日、独東部のシュヴァルツハイデ工場で車載電池の商業リサイクルを2024年初頭に開始すると発表した。処理能力は年1万5,000トン。約30人の雇用を創出する。 リサイクル設備を同工場内に設置。廃電
エネルギー大手の独EnBWは21日、天然ガスの採掘とLNG(液化天然ガス)の製造を手がける米ベンチャー・グローバルLNGからLNGを長期調達することで合意したと発表した。ドイツ企業が米国産LNGを長期調達するのは初めて。
自動車部品大手の独ボッシュは21日、モータースポーツ用電子機器の有力メーカーである豪モーテックを買収することで合意したと発表した。製品ポートフォリオを拡充するとともに、アジア太平洋と英国で販売網、プレゼンスを強化する。買
独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した5月の粗鋼生産高は324万2,000トンとなり、前年同月を11.5%下回った。減少は3カ月連続。高炉鋼が13.6%減の219万3,000トン、電炉鋼が6.6%減の104万9,000
ドイツの太陽光発電容量が3月に5万8,400メガワット(MW)となり、前年同月比で9.7%増加したことが、連邦統計局の発表で分かった。2018年1月に比べると38.3%増えている。 1-3月期の太陽光発電量は約88億キロ
ドイツのエネルギー大手RWEと金融大手コメルツ銀行は20日、洋上風力発電事業を共同実施することで基本合意したと発表した。大手メーカーに比べ電力消費量が小さい中小メーカー向けに再生可能エネルギー電力を提供。これらの企業が炭
独自動車工業会(VDA)は20日、2022年の国内乗用車新車登録台数を従来予測の前年比5%増の275万台から同3%増の270万台へと引き下げた。下方修正は5月初旬に次いで2度目。当初は280万台を予想していた。受注は好調
高級乗用車大手の独BMWは20日、オーストリア北西部のシュタイルにある製造・開発拠点に、2030年までに総額およそ10億ユーロを投資すると発表した。これまでのエンジンに加え、新たに電動パワートレインの生産と開発を行う。
ドイツ連邦統計局が20日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比33.6%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を6カ月連続で更新した。サプライチェーンの混乱とロシアのウクライナ侵攻がこれまでに引き続き反映
ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で前月を1.0%上回る150.6(暫定値)へと上昇した。上昇は3カ月連続。原料・部品不足に伴う生産低迷がロシ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、中国事業の独立性を大幅に高めると発表した。同国事業を統括する取締役会「チャイナ・ボード」を現地に設立。VWグループの現地事業について戦略・事業上の決定を迅速に下し実行でき
高級車大手の独アウディが中国の電気自動車(BEV)メーカー上海蔚来汽車(NIO)をミュンヘンの裁判所に提訴した。経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じたもので、NIOのSUVがアウディの商標権を侵害しているとしている
アンゴラ国営石油会社ソナンゴルは15日ベルリンで、独ガウフ・エンジニアリング、コンユンクタと基本合意を締結した。バラドダンデ港にグリーンアンモニア工場を建設し、2024年から輸出する計画。ドイツに輸出することを視野に入れ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が17日発表した5月のグループ新車販売台数は前年同月比23.5%減の65万8,300台となり、これまでに引き続き大幅に落ち込んだ。半導体不足に伴う生産低迷にロシアのウクライナ侵攻と
独複合企業ティッセンクルップは17日、電解プラント・エンジニアリング子会社ティッセンクルップ・ヌセラの新規株式公開(IPO)を当面、見合わせると発表した。金融市場環境が悪化したためで、現時点でIPOを実施することはできな
ドイツのカール・ラウターバッハ保健相は17日の記者会見で、屋内ではマスクを自主的に着用するよう呼びかけた。新型コロナウイルスの感染者数が再び急増しているためだ。症状が軽症でも後遺症「ロングコビット」を患う人は感染者数が増
ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは15日、パイプライン「ノルドストリーム1」を通した欧州向けのガス供給量を16日から1日当たり最大6,700万立方メートルに制限することを明らかにした。同社は容量(1億6,700万立方メー
IoT大手ボッシュと化学大手BASFのスマート農業合弁ボッシュBASFスマート・ファーミング(BBSF)は15日、スマート農薬散布ソリューションのラテンアメリカ市場投入で現地の農機大手スタラと協業する意向を明らかにした。
ブレーキ大手の独クノールブレムゼは15日、商用車などの遠隔故障診断システムを手がけるスペインのコハリ(Cojali)を買収することで合意したと発表した。アフターマーケット事業の幅を拡充するとともに、デジタル化のトレンドに
化学大手の独BASFは15日、中国の合弁会社BASFシャンシャン・バッテリー・マテリアルズ(BSBM)で電池正極材の生産能力を増強すると発表した。中国内外で電動車向け需要が急速に拡大していることに対応する。 湖南省長沙市
独鉄鋼業界の労使は14日、北西部地区(ノルトライン・ヴェストファーレン、ニーダーザクセン、ブレーメン)の賃金を8月から6.5%引き上げることで合意した。インフレ高進を受け30年来の大幅ベースアップとなった。期間は2023
ドイツ政府は14日、露国営天然ガス大手ガスプロムの元独子会社ガスプロム・ゲルマニア(GPG)に対し融資支援を行うと発表した。GPGがロシアの制裁対象となり、資金繰りが悪化していることから、融資を通して同社の経営破たんを回
ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは13日、パイプライン「ノルドストリーム1」を通した欧州向けのガス供給量が減少していることを、メッセンジャーアプリ「テレグラム」への投稿で明らかにした。シーメンスに委託したガスコンプレッサ
ドイツ連邦統計局が14日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が22.9%に上った。過去最高となった前月(同23.8%)をやや下回ったものの、ロシアのウクライナ侵攻を背景に3カ月連続で20%超の高水準を記録した。
独銀最大手のドイツ銀行がリテール顧客から徴収している口座管理手数料を引き下げる意向だ。欧州中央銀行(ECB)の利上げ予告を受けたもので、利上げ幅に合わせて振替口座などの手数料の料率を引き下げていく。ECBが中銀預金金利を
ドイツ連邦統計局は13日、中国からの輸入高が4月は167億ユーロとなり、前年同月を52.8%上回ったことを明らかにした。上海のロックダウンが始まった3月28日以降、同国の貨物輸出は大幅に減ったものの、中国発の海運貨物が欧
ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は12日、石油大手に対する独禁規制の強化方針を表明した。市場が寡占状態にあり、競争原理を通した製品価格の低下が起こりにくい現状を改める狙い。物価高騰を受けて実施した自動車燃料税軽減
建設資材不足が深刻化している。Ifo経済研究所の5月の企業アンケート調査によると、建材が不足しているとの回答は建築業界で前月比2.4ポイント増の56.6%に達し、調査を開始した1991年以降の最高を記録した。土木業界も4
ドイツ連邦銀行(中銀)は10日、今年の実質国内総生産(GDP)成長率を従来予測(昨年12月)の4.2%から1.9%へと引き下げた。ウクライナへのロシアの軍事侵攻や物価高騰、輸出の低迷を踏まえ、大幅に下方修正した。 コロナ
電機大手の独シーメンスは10日、アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー・インフラ省から超高速充電スタンドを受注したと発表した。同省と交わした覚書に基づく第一弾のプロジェクトで、高速道路沿いに設置する。 「Sicharge
独複合企業ティッセンクルップは10日、軍用船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)が1月に経営破たんした独造船会社MVヴェルフテンを部分買収すると発表した。独北部のヴィスマールにある造船所を取得する。取
航空大手の独ルフトハンザは9日、7月のダイヤを間引きすることを明らかにした。空港の人手が不足し、フライト客が殺到すると処理能力を超え大きな混乱に発展することから、そうした事態を予防するため、運行本数を減らす。8月以降も間
電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の4月の新規受注高は前年同月を11.8%上回った。2ケタ増は5カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)にもかかわらず3月以降も2ケタ台の伸びが続いている。 国内
再生可能エネルギーの英スタートアップ企業オクトパス・エナジーは9日、ドイツで発電事業に参入すると発表した。ドイツは欧州最大の人口を持つうえ、再生エネの普及促進に政府が注力していることから、将来性が高いと判断。同国での発電
電機大手の独シーメンスは9日、ワイヤレス充電技術の米ベンチャー企業ワイトリシティと協業すると発表した。電動車のワイヤレス充電で相互運用性を実現し、市場の拡大を図る狙い。ワイトリシティに2,500万米ドルを投資し、少数株主
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8日、同社などの企業と研究機関が車載用リチウムイオン電池(LiB)を何度もリサイクルする技術の確立に向けコンソーシアムを立ち上げると発表した。有限なバージン資源の使用量を可能な限
商用車部品大手の独SAFホラントは8日、スウェーデン同業ハルデックスへの株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。SAFはハルデックスの買収を6年前に狙ったが、経営規模が圧倒的に大きい独自動車部品大手ZFフリードリヒスハ
インターネットを利用して暖房器具の選定・販売・設置サービスを手がける独スタートアップ企業テルモンドは8日、既存住宅の暖房をヒートポンプに切り替えるサービスを開始したと発表した。炭素中立実現に向けた国の政策を背景に石油・ガ
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.7%増の96.2(暫定値)となり、大幅減となった前月からやや回復した。ただ、ウクライナ
ドイツ銀行はこれまでロシアで勤務してきたIT技術者の多くを、ベルリンに新設する技術センターで引き続き雇用するもようだ。『ハンデルスブラット』紙などが報じたもので、異動対象者は数百人に上るとという。 ドイツ銀はロシアのウク
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した4月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で105.5(暫定値)となり、前月を2.7%下回った。減少は3カ月連続。ウクライナ戦争が激化し
独連邦ネットワーク庁は7日、陸上風力発電パークの新規設置を対象に実施した助成金入札の結果を発表した。入札規模1,320メガワット(MW)に対し応札が947MWにとどまる札割れが発生。競争を通した助成額の引き下げという入札
ドイツ連邦統計局が3日発表した4月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比4.4%増の1,264億ユーロへと拡大した。増加は2カ月ぶり。ユーロ加盟国向けが5.9%、欧州連合(EU)域外向けが4.7%の幅で増加
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した同国の4月の機械新規受注高は前年同月を実質7%下回った。減少は2カ月連続。ウクライナ戦争やサプライチェーンの逼迫、中国の景気低迷が響いた。 国内受注が17%減と大きく落ち込んだ