2010/1/25

総合 –EUウオッチャー

EUの貧困率、08年は17%

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットは18日、EUの2008年の貧困率は17%だったと発表した。EUの貧困率は、各国の平均所得(可処分所得の中央値)の60%に満たない人の割合。最高はラトビアの26%だった。\ 貧困率は0-17歳に限 […]

EU統計局ユーロスタットは18日、EUの2008年の貧困率は17%だったと発表した。EUの貧困率は、各国の平均所得(可処分所得の中央値)の60%に満たない人の割合。最高はラトビアの26%だった。

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貧困率は0-17歳に限ると20%となり、子供の貧困率が高いことがうかがえる。家を暖房する余裕がない人が10%、2日間に1度も肉や魚を食べることができない人が9%に上る。

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EUでは2005年以降、貧困率は16~17%で推移しており、今回の結果も同水準の枠内にある。ラトビアに次いで高いのはルーマニアの23%。以下、ブルガリア(21%)、ギリシャ、スペイン、リトアニア(20%)の順だった。最低はチェコの9%。オランダ、スロバキアが11%、デンマーク、ハンガリー、オーストリア、スロベニア、スウェーデンが12%で続く。

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