EU統計局ユーロスタットが7日発表した2009年10-12月期の域内総生産(GDP)統計の改定値によると、ユーロ圏のGDP伸び率は前期比0%となり、既報値のプラス0.1%から下方修正された。前年同期比の伸び率はマイナス2.2%で、こちらもマイナス2.1%から0.1ポイントの下方修正となった。(表参照)
\GDPの下方修正は、設備投資が既報値の前期比マイナス0.8%から同1.3%に改定されたことが主因。ユーロ圏経済は7-9月期のGDPが前期比0.4%増となり、6四半期ぶりにマイナス成長から脱したが、今回の下方修正で2四半期連続のプラス成長とはならなかった。
\EU27カ国ベースのGDPは前期比0.1%増、前年同期比2.3%減で、既報値と変わらなかった。
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