2010/9/27

産業・貿易

中国製鋼管に反ダンピング調査へ、EU鉄鋼2社が欧州委に要請

この記事の要約

EUの鉄鋼2社が23日、中国の鉄鋼メーカーがエネルギー産業で用いられる鋼管を域内にダンピング輸出しているとして、欧州委員会に反ダンピング調査の実施を要請した。ロイター通信によると、これを受けて欧州委は月内に調査に着手する […]

EUの鉄鋼2社が23日、中国の鉄鋼メーカーがエネルギー産業で用いられる鋼管を域内にダンピング輸出しているとして、欧州委員会に反ダンピング調査の実施を要請した。ロイター通信によると、これを受けて欧州委は月内に調査に着手する見通し。調査でダンピングの事実が確認されれば、早ければ2011年6月にも中国製品に暫定的な反ダンピング関税をかけることになる。

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調査開始を要請したのは、独ザルツギッターとスペインのチュバセクス(Tubacex)。両社は、中国メーカーが主に石油掘削に使われるステンレス鋼管を不当な安値で輸出し、域内メーカーを圧迫していると主張している。

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