2011/1/3

総合 –EUウオッチャー

対クロアチア加盟交渉、新たに3項目が完了

この記事の要約

EU とクロアチアは12月22日に行った加盟交渉で、新たに3項目での交渉を完了した。これにより35に上る交渉項目のうち28項目を消化。加盟交渉の完了が秒読み段階に入ってきた。\ 新たに交渉を完了したのは、「司法・自由・治 […]

EU とクロアチアは12月22日に行った加盟交渉で、新たに3項目での交渉を完了した。これにより35に上る交渉項目のうち28項目を消化。加盟交渉の完了が秒読み段階に入ってきた。

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新たに交渉を完了したのは、「司法・自由・治安」「環境」「外交・安全保障・防衛」の3項目。クロアチアにとって、難関とされる司法、外交に関する項目を突破できたのは大きな成果といえる。残る分野では、「競争政策」が最大のハードルとみられる。

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クロアチアはトルコと同時に、2005年に加盟交渉を開始。トルコを大きく上回るペースで交渉を消化しおり、同国政府は2011年内の交渉完了を目指している。1月からEU議長国となったハンガリーは、任期満了を迎える11年6月末までの交渉完了に意欲をみせている。これが実現すると、クロアチアおよび現EU加盟27カ国、欧州議会による批准を経て、2013年にも正式加盟できる見通しだ。

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