2011/1/17

競争法

ACSのホーホティーフ買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は14日、スペイン建設最大手のACSが独同業ホーホティーフを買収する計画を承認したと発表した。両社の事業はACSがスペイン、ホーホティーフがドイツおよび周辺諸国を主体とし、地理的に補完関係にあることから、統合に […]

欧州委員会は14日、スペイン建設最大手のACSが独同業ホーホティーフを買収する計画を承認したと発表した。両社の事業はACSがスペイン、ホーホティーフがドイツおよび周辺諸国を主体とし、地理的に補完関係にあることから、統合に競争上の問題はないと判断した。

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すでにホーホティーフに2割以上を出資するACSは、残り株を株式公開買い付け(TOB)で取得する方針を昨年9月に発表。TOBで1月4日までに持ち株比率を目標の30%を超える30.24%に拡大した。TOB終了後にホーホティーフ株を買い増して50%以上を確保し、子会社化する計画だ。

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