2011/2/7

産業・貿易

ブルガリア、GMトウモロコシの栽培禁止

この記事の要約

ブルガリア政府は2日、米モンサントが開発した遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ「MON810」の栽培を禁止すると発表した。\ EUではGM作物の栽培を認めるか否かの判断が各国に委ねられており、EUが科学的に安全と認定した […]

ブルガリア政府は2日、米モンサントが開発した遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ「MON810」の栽培を禁止すると発表した。

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EUではGM作物の栽培を認めるか否かの判断が各国に委ねられており、EUが科学的に安全と認定した品種に関しても、加盟国が独自に国内での栽培を禁止または制限できる。

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モンサントの「MON810」はEUで認可されているが、商業栽培されているのはスペインやポルトガルなどなど6カ国にとどまっている。ブルガリア政府は「MON810」の安全性が科学的に確認されておらず、汚染のリスクを防ぐため栽培禁止に踏み切った。

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